前もってお知らせ~スムーズなコミュニケーション

前もってお知らせ~スムーズなコミュニケーション

コミュニケーションをとるために英語を学んでいるのだから、よりフレンドリーに話すに越したことはない。

友達を訪ねるときなど、前もって約束をしていても、”あと、15分ぐらいにそちらに到着します。”という電話を入れたりする。こういう前もってお知らせする電話をcourtesy call (カータシー コール)という。courtesy call をいれると、相手はあなたを礼儀正しい人、と思ってくれるんじゃないだろうか。

さて、病院内でよくあるのは、例えば患者を救急外来から病棟に搬送する時など、
”もうすぐ、患者さんがおたくの病棟へいきますよー” コールである。

普通に”Just to let you know Mr xxx is coming to you in 30 min” (ミスターxxxが、あと30分ぐらいでそちらに行くので、お知らせします)とかでも、もちろんオッケー。だが、いつも同じ言い方より、多少気分によって言い方を変えてみるのもいいのじゃないだろうか。

今、個人的に気に入っているのは(マイブームというやつ)”Just to give you a heads up …..”。(これから起こる出来事をお知らせします。)という感じだろうか。heads と複数なのに a をつけるのが目に付いた。この a は up についているのだ。電話で、”I’m calling to give you a heads up” と言われると、わざわざご丁寧にありがとうございます。と言いたくなる。いきなり仕事を振ってこられるより、予告されたほうが物理的、精神的に準備ができるから。受け取った方が嫌な仕事でも、”まあ、仕方がないか” と思って引き受けてくれるように、多少手間がかかっても電話1本入れるだけで、皆が気持ちよく仕事ができる。

courtesy call はなんとなく、フォーマルな感じがする(私だけかもしれない)。以前、同僚の一人が “This is a courtesy call” と声を低くして、会話を始めているのを聞いたことがある。彼女は、その電話の相手を知っていて、おそらく、その相手も忙しく、”新しく患者を受け入れるのはいやじゃー”と思っているのも分かっているから、わざとフォーマルに持って言って笑いを取っていた。なかなか高度なコミュ技だ。

どんな職場でもそうだとは思うが、医療の現場でもコミュニケーションというのは、大切である。同じ職場での仲間うちでは当然だが、ほかの病棟や医院の間でも、必要な情報を伝え合う必要がある。その際に、フレンドリーな対応をしておけば、その次の機会のコミュニケーションもやりやすく物事もスムーズに運ぶ。はずである。