海外に住むと英語のLとRの区別はつくようになるのか?

海外に住むと英語のLとRの区別はつくようになるのか?

日本人が英語でよくLとRの区別がつかなくて、意味が良く分からなくなることは有名だ。どうやら、中国などのほかのアジア人でもこの区別が付かない人が多くいるため、ネイティブ達は Engrish(English のLをRに変えている)と言う言葉を作り、アジア人を馬鹿にしている。ウェブサイトでEngrish.comと言うのがあるぐらいだ。しかし、日本語にLとRがないのだから、できないものはできないのだ。では、英語環境でこの状況をどう乗り越えるのか?!

海外に住むとLとRの区別は付くようになるのか?

人それぞれではあるが、私の中では答えは残念ながらNOだ。

自慢ではないが、英語環境に20年以上いるが、いまだにLとRの区別は付かない。 というか、付かないことがある。 若いうちから英語に触れていれば、今の状況は違っていたかも知れない。しかし、英語にはほとんど触れず、成人になってから英語を使い始めた私にはどうしても無理がある。

対応策としては、とりあえず英語の語彙力を増やしスペルを覚える。すると、話をするときに単語が頭の中に浮かび、LとRを区別して発音できる。だが、知らない単語、特に固有名詞などは分かりにくい。分かりにくければ、スペルを聞くのもひとつの手だ。

また、日本人なのに英語を話すのには集中力が必要なのだということを理解していただきたい。特にネイティブの方々!私たちはかなりの労力を使って英語を使っているのだ。しかし、他の事に気をとられていたり、疲れていたりすると、話す時や書く時に集中力が欠ける。そして、日本人の弱点、つまり”LとRが分からん症候群”があわらになってしまう。

失敗談と対応法

先日、久々にやってしまった。考えることが多く、カジュアルなメールを送ると言うことで、気を抜いてしまっていた。グループメールを部署の全員に送ったのだ。受付事務員の一人が入院したので、皆でお金を出し合って、花を送ろううということになった。私がそのお金を集めることにした、と言う内容のメールだった。そして、送ったメールが

I’ll be correcting the money.

Correct は訂正すると言う意味だ。本当はcollecting 、集めるという単語を使っているつもりだった。

メールを送った直後、ドイツ人の医者がやってきて

Do you have Japanese auto-correct on your computer? (君のコンピューターに日本語のオートコレクト機能は付いているか?)

ストレートにLとR間違えてるよ、と言わないところが彼らしい。と、思いながらも、”It’s too late!” と叫ぶしかなかった。隣に座っていたナース(ネイティブ)は、指摘されるまで気づかないで読んでいたらしい。細かいミスはかえって、ネイティブではない人の方が気づくようだ。

さて、失敗したものは仕方がない。送ったメールは取り戻せない。自分で間違いに気づいたことと、私にお金を払ってくれ、というメッセージを正確に伝えるために、もう一度短いメールを送った。

Apologies. I did flied lice. I’m collecting the money.

隣のおばちゃんはおなかを抱えて笑っていた。失敗は笑いを取ってごまかすのだ。

解説しよう。アジア人がLとRの区別が付かないというのは、多くの人に知られている。チャーハン(fried rice) は中国人がやっているtake-out または take-away (持ち帰りの飲食物店)を代表する食べ物だ。中国人はよくチャーハンのことをflied lice と言っている。そこでネイティブはアジア人がLとRを間違えたら、flied lice と言って馬鹿にするのだ。(ただ単にかわいいと思っている人もいるらしい。)そこで、私は自らこのネタを使い笑いを取ることにしたのだ。関西人なら、ひとりボケ、ひとりツッコミといったところだろうか。

まとめ

LとRの区別が付かない日本人が英語を話す、書くときの対策は以下の4点だ。

1.語彙を増やす 2.スペルを覚える 3.英語を使うときはできるだけ集中する 4.間違えたときにうまく誤魔化せるように、ネタを準備しておく

健闘を祈ります!