若者の容赦なし英語

若者の容赦なし英語

日本人でも慣れている人は、外国人に日本語で話しかける時、相手にわかりやすい言葉や言い回しを選んで話していると思う。英語が母国語の人は、英語を第二ヶ国語として話している人たちと話す機会は多い為か、成人は相手が理解しているかどうか確かめながら話してくれることがよくある。

ところが、子供はそういうことが理解できてないからか、全く容赦なく自分英語で話してくる。ティーンネイジャーも例外ではない。今回は、ティーンが作った動画などから見つけてきた言い回しを紹介しよう。

塩辛い海はすねている

Is the sea salty because the land doesn’t wave back?

この文には、2箇所1つの言葉に2つ意味があるところがある。ご存知のように salty塩辛いと言う意味だ。ここで使われているのは、すねている、と言う意味合いだ。Wave波をたてる、だが、手を振るという意味もある。

つまり、”海がすねている(塩辛い)のは、大陸が手を振りかえしてくれ(波を立てない)ないからか?”となる。  なかなかうまい文章だ。

耳が聞こえない人の思考

If you were born deaf, what language would you think in?

これはそのまま、”生まれつき耳の聞こえない人は、何語で考えるのだろう?” 子供の考えそうな疑問だ。

耳が聞こえない人でも、学び方が違うだけで、言語は学習している。多少語彙力や表現力に違いがあるとしても、英語が母国語の耳が聞こえない人は、英語を使っているに決まっている。

2ヶ国語以上話せる人にはわかりやすいと思うだろうが、人の思考は言語だけで成り立っているわけではない。 いくつかの言語を話す人は、頭の中に言いたいことがあって、それを相手に合わせて伝わるような言語にしているのだ。 百聞は一見にしかず、と言うように、見るだけで人はいろいろと理解し、考えられる。すべてそれを文章にしようと思えば、時間がかかりすぎるし、よほど言語力に長けている人で無ければ、超絶に難しいと思う。

菜食主義者も牛肉

If two vegans are arguing, is it considered a beef?

Veganというのは、菜食主義者とか絶対菜食主義者と訳されている。基本、vegetarian が菜食主義者で、肉、魚系を食べない人を指す。Vegan はさらに、乳製品や卵も食べない人たちだ。

海外では、特に若い子達の間で vegetarian や vegan が増えてきている。そして大体が ethical reason つまり、動物を殺したくない、ひどい家畜の扱いは許されない、などの倫理的な理由が多い。

それはさておき、上記の英文だが、beef と言うのは、牛肉以外にけんかしている、と言う意味もある。Arguing は口論していると言う意味だ。つまり、”絶対菜食主義の人たちが口論していてもビーフと言うのか?”という文章だ。

Beef の使い方としては、 A and B have a beef. とか They are beefing. など。このような文章は、意味を知らないと、二人で牛肉を食べてるのか、ととってしまったりするので、覚えておかれると便利かと思う。

ちなみに、医療者の視点から一言。Vegan はビタミンB12 の欠乏になるので、サプリを飲まれるように。ひどくなると神経症状が出てくる。これは海外では結構常識だが、vegan があまりいない日本では、知らない医療者もいるようだ。以前、なんかの医療ドラマでB12の欠乏症の診断にずいぶん時間がかかって、大変なドラマになっていた。まあ、ドラマなんだから仕方ないが。本当の医療現場では、最初の問診で気づいてくれる。だろう。。。