寝不足!眠たい気分を英語で表現する

寝不足!眠たい気分を英語で表現する

寝不足なんて日本の社会人にとっては当たり前のこと。”今日、めっちゃ寝不足だよー”など睡眠に関する会話は、日常会話でもよく聞く。また、睡眠は人間の健康に深く関係しており、医療者は患者の睡眠について質問することもよくある。

と言うことから、睡眠に関する表現は覚えておいても損は無い.

眠いは sleepy?

私が日本を出て結構すぐに気づいたことだが、英語がネイティブの人たちはsleepy という言葉はほとんど使わない。理由のひとつは、皆、日本人ほど寝不足ではないからだろう。しかし、外国人も眠くなる事はあるだろう。彼らがよく使う表現は、I’m tired. だ。休憩の時間によくある会話などは、”I’m tired today. I didn’t have much sleep thanks to my dog.” 今日疲れてるんだよね。うちの犬のおかげでよく寝れなかったんだよ。と言う内容。また、とても疲れているときは、”I’m exhausted.” とか、”I’m knackered.“(ナケッドと発音する)とかも良く使われる口語だ。元気そうに見えるのに、とてもドラマチックにI’m knackered. と言う人も、海外では少なくない。

さて、なぜ sleepy を使わないのかと聞くと、疲れていても(tired)眠い(sleepy)と言うわけではないから、らしい。そういわれてみて、自分が疲れているときに眠いのか良く考えてみたが、私個人はやはり眠いと思うことが多い。また、他のアジア人、マレーシア人や中国人もsleepy という単語を使っている。アジア人は睡眠不足だから眠くなることが多いのか、もしくは、アジア人が眠いと思っている感覚はヨーロッパ系の人にとっては疲れている、という感覚なのか、と言う疑問が出てくる。

また、私の隣に座っているナースのおばちゃんの話になるのだが、彼女はヨーロッパ系の人で、sleepy と言ったのは聞いたことが無い。でも、いつも”I just want to go to bed”といっている。絶対、I’m sleepy の方が簡潔でいいと思うのだが。覚えていたら、今度おばちゃんになぜsleepy と言わないのか聞いてみよう。

医療現場で使う”寝不足”の表現

医療者が記録に患者の睡眠について書くとき、もっとも良くみかけるのは、やはりsleep deprivation という言い方だ。Deprivation と言うのは喪失という意味。脳波のテストは患者に寝不足の状態で受けてもらうことが多い。sleep deprived EEG と言う検査だ。EEG は Electroencephalography の略語で、脳波検査を表す。

Sleep deprivation という言い方は日常会話の中でも使われる。特に、赤ん坊がいる両親からはよく聞く。赤ん坊は夜でも数時間ごとに起きるので、特に赤ん坊が生まれたばかりのお母さんは必ずと言っていいほど寝不足になる。母親学級では、”You will be sleep deprived.”と教わる。寝不足になるのは分かっているので、それにどう対応するかを学んでおくのだ。

他の表現としては、lack of sleep とか、not enough sleep。 ちょっと回りくどく言うなら、His sleep is in short supply などもありだ。どの表現も医療記録で見た事はある。もちろん、日常会話でも使える表現だ。

”眠い”に似た表現

上記にあるように、”眠い”と”疲れている”は、似たような感覚なのかもしれない。患者に処方する薬で、脳に作用する薬はよくこのような感覚を患者に与えることがある。抗てんかん薬や抗精神薬、鎮静剤などだ。そういう状態を表現するのによく聞くのは

Fatigue 疲労、Dizzy ふらふらする、Light headed めまいがする、Difficulty concentrating 集中しづらい、Like a zombie ゾンビみたい、Hard to focus on 集中しづらい、などがある。

文章にすると、He stopped this medication due to the side effect of fatigue. ”彼は倦怠感の副作用のため、この薬を飲むのをやめた” と言う訳になる。Like a zombieなどは、まさに口語だが、記録に残すときに患者の言葉を使いたければ、He is ”like a zombie”. と、そこだけ””でくくればいくらでも記録の中で口語が使える。

他にもいくらでも表現はあるだろうが、そろそろ私の脳も眠くなってきたようなので、今日はこの辺にする。Sweet dreams xxxx